【2016.08.02 更新】
7月29日~8月1日 「福島の子ども保養プロジェクトinなら」として、福島の子どもたちとそのご家族(38名12家族)を奈良県にお招きし、家族でのびのびと奈良・関西を楽しんでいただきました。
(主催:市民生活協同組合ならコープ、共催:福島の子ども保養プロジェクト、東大寺、近畿労働金庫、奈良ロイヤルホテル、株式会社黄金糖、NPO法人Cキッズネットワーク、奈良県生活協同組合連合会)
29日 福島~奈良 奈良ロイヤルホテルで ウェルカムパーティ
30日 奈良公園(東大寺・柱くぐり・鹿と遊ぼう)、㈱黄金糖で工場見学と飴作り体験、おこづかいゲーム、夕食交流会
31日 フリータイム
8月1日 「ならの思い出発表会」 奈良~福島
30日は、東大寺の大仏様の大きさに驚き、奈良公園では鹿せんべいを片手にドキドキしながら鹿と触れ合いました。黄金糖では、多くの従業員の方に迎えていただき工場の見学と飴づくりを体験しました。また、畿央大学の学生によるゲームをみんなで楽しみながら交流しました。
31日は、ご家族ごとに、思い思いに関西を楽しんでいただきました。清水寺や金閣寺、奈良町や春日大社・唐招提寺、海遊館そしてUSJなどなど…。
8月1日は、「奈良の思い出発表会」として、3日間の思い出を語り合い交流しました。
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ウェルカムパーティ | 東大寺で無病息災を願って柱の穴くぐり |
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奈良公園で鹿と触れ合って | 黄金糖で飴づくり体験 |
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畿央大学の学生によるゲームで元気いっぱい交流 |
参加者からは
「私たちの住んでいる町は、比較的放射線量が低いので公園などでの、外遊びさせています。しかし線量がまったく気にならない訳ではありません」「除染は進んでいますが、今夏は校庭の除染土を埋めたものを掘り返し、移送する為校庭は使用出来ないのでクラブ活動ができません」「外出、外遊びはモニタリングポストを確認しながら・・・なので室内で過ごすことが多いです」「4日間とても早く感じました。子どもたちもリフレッシュできました」「年々、保養の数が少なくなっています。短い期間でも保護者や子ども達は、日々のストレスから解放されることが出来ます」「福島の事、風化させない為に・・・と言って頂きとても嬉しく思います」…などの感想が寄せられました。
子どもたちからも、「ならの思い出発表会」で、「鹿はちょっと怖かったけど、せんべいをあげたことが楽しかった」「ともだちがたくさんできた」「大仏を間近でみて大きくすごかった」「また奈良にきたい」などの感想が話され、笑顔いっぱいの4日間になったようです。
奈良県生協連では、今後も「福島の子ども保養プロジェクト」を応援していきます。