6月25日奈良ロイヤルホテルにて奈良県生協連の第27期通常総会を開催しました。日頃からご支援いただいている行政・諸団体の皆さまご臨席のもと、会員生協役職員・組合員89名が参集し、1年間の事業のまとめと新年度の取り組み方針などを確認し交流しました。
開会あいさつで瀧川潔会長は「生協の土台は民主主義。人を大切する組織として消費者・組合員の声を受け止めた活動を進めていきたい」と述べました。奈良県の姫野隆昭課長からはご祝辞の中で、消費者問題をはじめとする行政との連携への期待の言葉を頂戴しました。また、山本陽一奈良県森林組合連合会会長が県の森林業の現状とバイオマス発電など山を守る取り組み紹介、奈良県社会福祉協議会の竹内輝明常務理事が住民のささえあいによる安心してくらせる地域社会づくりについて、それぞれお話しされ、生協との協同の取り組みの呼びかけがありました。このほか協同組合・行政・諸団体の皆さまのご臨席を多数賜り、祝電・メッセージを61件頂戴するなど、新年度のスタートへの暖かい期待の言葉をいただきました。
議長にならコープの有山富士美さんが選任されて議事に入り、議案の一括提案の後、会員生協９生協が順に活動報告を行いました。その後代議員総数２７名中委任を含む全員の出席で採決し、全ての議案が全会一致で採択されました。
総会終了後は恒例の懇親会で諸団体の皆さまや会員同士が交流ました。ご参加いただいた来賓の方々からもご挨拶をいただきました。今年も大学生協の学生委員が大勢参加し、多世代にわたってお互いの活動についての会話がはずみました。
６月１２日に行われた大学生協学生委員の企画『ピースナウ奈良』の活動紹介や、奈良県医療福祉生協の皆さんによる「認知症クイズ」、労済生協の皆さんによるたのしい「全労済クイズ」など工夫を凝らした発表もあり、笑顔あふれる情報交流がすすみました。