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 Peace Now! 奈良2016
平和を考え続けることが平和につながる!
(後援:奈良県生協連)

【2016.06.20 更新】

2016年6月12日(日)奈良県立大学生協の学生委員の山下桃果さんが、奈良県立大生協と奈良教育大生協の学生委員さんたち5名と実行委員会を立ち上げ、奈良女子大生協の学生委員も協力して「Peace Now! 奈良 2016」を開催しました。3大学の学生委員40名が参加しました。
朝9時に奈良教育大生協の食堂に集合。この企画を思い立った実行委員長の山下さんから、「平和問題は決して広島や長崎や沖縄だけの遠い問題ではない。平和を身近なものに感じてほしい」と呼びかけました。
「アイスブレーキング」で打ち解けたあと、奈良の戦争遺跡に詳しい歴史教育者協議会会員の吉川好胤先生のご案内で、奈良聯隊のあった奈良教育大から奈良地方法務局、奈良ホテル、奈良公園、奈良女子大学周辺など日頃は見落としている戦争遺跡を回りながら、戦争や平和について真剣に考えました。

「なんで奈良でPeace now!すんの?」思いを話す山下桃果実行委員長今日のコース説明

奈良教育大構内に残る元奈良聯隊の弾薬庫奈良聯隊跡記念碑
奈良地方法務局の入り口

奈良女子大構内に残る奉安殿
天皇皇后の写真と教育勅語が納められていた。
現存する貴重な遺跡
奈良市で空襲により犠牲になった女の子をまつるお地蔵さん
終点の奈良県立大生協で昼食交流後、構内の地域交流棟に移動して、鈴木知英子さんから戦争体験を聞きました。
王寺で子どもの頃、飛行機から打たれた時の鈴木さんの体験の話は、70年以上を経ても大変生々しい記憶でした。打たれた際に脊柱に残った弾丸のせいで今も苦しみ、終わることのない戦争だという鈴木さんは手が不自由なことから早くからパソコンを使用され、パワーポイントを駆使した体験記をお聞かせくださいました。

戦争体験を語る鈴木知英子さん出来たポスターの発表
その後、5グループに分かれ「World Café」形式で、今日一日通じて感じたことや大切だと思ったことや疑問を90分かけてじっくり丁寧に話し合い共有しました。その後、各大学生協に持ち帰って知らせることができるようにと、大学生協ごとのグループで『ポスター作り』をしました。感想交流もあり、夕方6時過ぎまで、熱心に話し合いました。

実に9時間に及ぶ丁寧な企画でした。戦争遺跡の案内役を務められた吉川先生からも「こんなに大学生たちが真剣に平和について語り合う姿を見て、未来は明るいと感じた」という感想をいただきました。

奈良県生活協同組合連合会

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